Aクラスで勝つ方法② 精神力・メンタル強化編
今回はメンタル編です。若い人は技術を学びたいだろうけど、勝つためにはメンタルの方がずっと大切です。
正直、Aクラスで対戦する相手はみんな上手くて強い。僕は勝てたとしても精神力(メンタル)で何とか勝った試合も多いです。メンタルがしっかりしていないと、大切なポイントを取れない、競った時に勝てない。
対戦相手は僕より若く体力のある男性(筋力、瞬発力、反射神経、柔軟性、持久力、僕より大きく上回っている)打ってくるボールのスピードも僕よりずっと速い。おそらくお金をかけ優れたコーチに習っていると思われる。僕が相手より勝っているのは経験(テニス歴)だけ。
そんな一見貧弱で何の武器も持たない僕が勝てるのは、まさにメンタルが強く崩れないからなのだ。
ここではどんな行動や考え方をすれば、メンタルが強くなるか紹介していきます。
技術は習得するのに何ヶ月も時には何年もかかりますが、ここで教えるメンタルはすぐに身に着けることが出来ます。
1.堂々とした振る舞い
◆自信をもって堂々と振る舞おう
背筋を伸ばして胸をはり悠然(ゆうぜん)と歩こう。昔、No1の選手を育てたコーチ(ステファン・エドバーグを育てたトニー・ピッカードコーチ)は、まずコート上での態度を改めさせたそうです。そのくらいコート上での態度は重要なのだ。
◆走ってボールを取りに行かない
僕も相手を待たせたくないので、走ってしまうが、ゆっくり歩いて拾いに行こう。考える時間も作れるし、息があがっている時は落ち着くまでの時間稼ぎになる。下の写真は走って取りに行く駄目なケース。
◆絶対に弱ってる姿を見せない
精神的にも肉体的にもだ。下を向いてうなだれたりしない。疲れている時は弱っている姿を見せない。足が痙攣(けいれん)しかけていても相手に悟られない。胸を張って堂々としておこう。マッチポイントが終わるまでは、絶対にこちらの弱みを相手に見せてはならない。何故なら、弱ってる姿を相手に見せることで『もう少し頑張れば勝てるかも♪』という希望・ヤル気を与えてしまうことになるからだ。モチベーションUPした相手と闘いたくないよね。
2.声を出さない
◆ガッカリして声を出さない
ミスをしても声に出さない。ガッカリした姿を見せない。ミスをして大声を出しながら頭をかかえる人、試合中いるよね。ミスをしたとしても『うん、全て計算どおり』と自信を持った態度をしておこう。こちらのガッカリした声は、相手にとっては喜びなのだから。
◆カモン!声を出して喜ばない
ポイントを決めて嬉しい時に「カモン!」と叫ぶ人も多いよね。プロもたまに言ってるから真似してるんだと思うけど、これをやると、相手のヤル気スイッチをONにしかねない。何も眠れる獅子を起こすことはない。
3.ガッツポーズのタイミング
◆ガッツポーズは最後の最後に☆
ガッツポーズは勝負が決したような重要なポイントを取った時にやるのが効果的です。相手がどんなに頑張っても勝てないと思った時だけに許される行為だが… 勝負が決しているのに派手なガッツポーズは、相手に不快な思いをさせてしまうかもしれないが。
◆基本ガッツポーズは禁止
僕はガッツポーズも出来るだけしないように心がけている。サイボーグのように淡々と試合をする。上の『声を出さない』でも書いたように、派手なガッツポーズをすると対戦相手のヤル気スイッチをONにしかねない。獅子は寝たままにしておいて、出来るだけ早く試合を終らせよう。次の試合の為にも体力を温存しておきたいからね。
4.メンタルを武装する方法
◆心の中で繰り返し呟く
正直これは紹介したくない技なのだが、メンタル強化にはこれが一番効果的なので、最後まで読んでくれた方にこっそり紹介しよう。
まず、聞きたい。あなたは試合で何パーセント実力を発揮できているか? 僕はこれをやることで70~90%発揮できる。「100%じゃないんかい!」と突っ込まれそうだが、これをやらないと20~30%しか発揮できないのだから素晴らしい効果だ。
◆自分自身をマインドコントロールしメンタルを武装する
僕の場合は「絶対に勝つ! 絶対に勝つ! 絶対に勝つ! 絶対に勝つ! 絶対に勝つ!」と心の中で何度も呟く。特に競った時は何度も何度もと力強く呟く。(心の中でね)こうすることでほぼ限界まで自分の能力を発揮できる。呟く言葉は「このポイントを絶対に取る!」など、あなたが実力を発揮できる言葉を探すといいだろう。体は心の声にしたがって行動しようする。
僕が愛用しているテニスアイテム6選
まだ高いの使ってんの? ¥95グリップテープ
スピン量もUP!! エラストクロス
画期的な振動止め バイブカット
振動止め リストバンド
全日本選手もみんな着けてる(鉛)
UVカット ネックシェード
コメント
[…] 前回のメンタル編で紹介しようか迷ったのですが、ここルーチィーン編で紹介しました。 […]